退屈な通勤時間に妄想

いろいろばなし

退屈な通勤時間に出会った各種個性的な人たちを紹介したいと思います。以前、車で30分くらい通勤していました。
電車通勤や通学ならいつも同じ時間の同じ車両に乗ると必ず出会う人っているもんです。車通勤も同じで、毎日同じ人に会う(というか見る)のです。
この人とはいつもあそこですれ違うはずなのに、こんなとこで会う(見る)なんて、やばいぞ、ちょっと急がなければ。など、時間配分のバロメーターにもなるのです。

パワハラ運転手

まず紹介する1人目の人物は黒紫恐子(クロムラサキキョウコ)。名前は架空です。私が勝手にそう名付けていました。
いつも信号のない長くて狭い道のところですれ違うのですが、車1台分の幅しかない部分があるためすれ違う時はいったんスペースのある場所でどちらかが車を端に寄せて待たなければいけません。恐子はとにかくいつも急いでおり、遠くの方からチキンレースのようにアクセル全開、さらにクラクションを切れ目なく鳴らし続けて迫ってきます。恐子は絶対に道をゆずらない。全ての道は恐子のためにあるのです。
いつも眉間に深くシワを寄せており、「どけどけどけーーー」と言っている(ように感じる)、そしてすれ違いざまに中指を立てている(ように感じる)、年の頃は30代半ばのキレイ系女子でした。

 孤独な女子高生

2人目は女子高生の愛麗華(エリカ)。コロナが流行する数年前でしたが、愛麗華は1年中マスクをつけており、常にあごのところが定位置でした。
ヤンキーチックでしたが本当のところはどうかわかりません。いつも駅から一人で学校までの道を歩いていました。友達と一緒にいるのは見たことがありません。「愛麗華髪の毛切ったな。」「愛麗華前より太ったんちゃう?もうすぐ衣替えやで。」など、勝手に友人目線で心の中で話しかけていました。
そして4月のある日、「あれ、最近愛麗華見てない」と気づきました。無事に卒業したようです。一方的にですが親しみを感じていたのでもう会えないのかと切ない気持ちになった春でした。

 おじさんと犬

最後は3人目と1匹。義信(よしのぶ)と犬のハヤタです。仕事しかしてこなかった義信は定年した後、何をしていいかわからず、ハヤタの散歩とテレビ鑑賞をするだけの毎日でした。奥さんの薦めもあり、思い切って男の料理教室に通い始めました。そこで学んだ料理を忘れないうちに次の日の朝ごはんとして復習を兼ねて作ります。和食の時は奥さんも喜びますがカツ丼やカルボナーラなどヘビーなメニューの時には「消化剤飲んどきましょうかね。ウフフ。」なんて言われたりもしながらも二人仲良くすごしています。
義信とハヤタは朝4時に起床し、暗いうちから散歩に出かけます。帰ってきて朝食を済ませると、散歩が大好きなハヤタは義信をじっと見つめます。そして2回目の散歩。この時にちょうど私の通勤の車と坂道のところですれ違います。ハヤタはいつもハダカですが義信の服装でいつも季節感を感じていました。冬にはマスタード色のダウンジャケットを着こなします。義信とハヤタは昼食後、おやつ後、夕食後にも散歩にでかけます。というのは全て私の妄想です。

みんな実在はしますが、はっきり言って義信とハヤタは外見は全く個性的ではなく、白い犬を散歩しているおじさんです。でも私の中で設定を作って、毎日同じところですれ違うのを楽しみにしていました。
運転に集中しないといけないので、あまり他のことはできませんが1日の始まりに妄想をしながら出かけるのもなかなかいいもんです。
では今日はこのへんで。

コメント

  1. mira より:

    くらむちさん、面白く拝見させていただいてます。同じく昭和女のmiraと申します。妄想はストレス発散にもいいと今日美容院で読んだ記事にもありました。きっとくらむちさんは感性が豊かなんでしょうね。物事を妄想を取り入れながらおもしろおかしく日々過ごして行くヒントをもらえた気がします😄

    • くらむちくらむち より:

      miraさん初めまして。コメントありがとうございます。妄想ばかりしながら生きているので今後もまた妄想話をブログで披露していきたいと思います。
      またお時間あったらブログのぞいてくださいね。
      初コメントうれしかったです。ありがとうございました。

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