簿記検定3級    精算表②  (実践問題)

簿記3級挑戦ばなし

とうとう佳境に入ってきました。57個ある単元のうちの今回は51個目です。
ではオンライン講座見ていきます。

前回は精算表の基本ということでした。今日は例題を一つだけやりますが、先生曰く、本試験ではこんな感じで出題されるようです。

おさらい

少しおさらい。精算表の縦の列には勘定科目があります。
横の列は、(試算表・修正記入・損益計算書・貸借対照表)の4種類×(借方・貸方)で8桁のマスがあり、金額を入れていくようになっています。

例題

では例題。
精算表の試算表のところには初めから数字が入っています。

×1年4/1~×2年3/31までの1年間が会計期間で、①~⑨の期末修正事項(決算整理)をして修正記入欄に
金額を入れていきます。
修正記入欄が完成したら、損益計算書と貸借対照表も埋めることができます。

①~⑨の期末修正事項は下記の通り。

①現金の実際有高と帳簿残高を照合し、実際有高が¥300不足していたが原因不明。雑損として処理する。また、当座預金勘定の貸方残高金額を借入金勘定に振替える。なお、取引銀行とは¥300,000を限度とする当座借越契約を結んでいる。

では、修正記入欄にこれらの金額を記入していきます。

300を雑損にする→現金勘定の貸方に300と雑損勘定の借方に300
(試算表から当座預金は貸方に18,000となっています)借入金に振り替える→当座預金勘定の借方に18,000と借入金勘定の貸方に18,000

②受取手形と売掛金とクレジット売掛金の残高に対し、2%の貸倒れを見積もる。なお、貸倒引当金の設定は差額補充法によること。

まず、2%を計算します。試算表から受取手形27,000・売掛金33,000・クレジット売掛金30,000とそれぞれの合計がわかるので、合計すると90,000です。その2%は1,800
試算表の貸倒引当金勘定は1,300となっています。つまり、あと500を足さなければいけません。
ということで、修正記入欄の貸倒引当金勘定の貸方に500と、貸倒引当金繰入に500

③期末商品棚卸高は¥43,000。なお、売上原価の計算は「仕入」の行で行う。

出ました。売上原価・仕入とくれば、「しっくりくりし」
試算表より、期首の繰越商品が39,000とわかります。これを修正記入欄の繰越商品勘定の貸方に39,000、次に仕入勘定の借方にも39,000。
そして、次に仕入勘定の貸方に43,000と繰越商品勘定の借方に43,000
これでしっくりくりしが完了です。

④備品に対し定額法によって減価償却を行う。なお、耐用年数は8年。残存価格ゼロ。

まず1年分の減価償却累計額を求めます。
試算表から備品は¥40,000です。40,000÷8年=5,000
備品減価償却累計額勘定の貸方に5,000と減価償却費の借方に5,000

⑤毎月の家賃は¥1,800であり、毎年2月1日と8月1日に向こう6か月分をまとめて前払いしている。

決算は3月末に行うので、2/1に払った分のうち、2・3月分は今期の分ですが、4・5・6・7月分の4か月分は前払いしたということになります。
1,800×4か月分=7,200

支払家賃勘定の貸方に7,200と前払家賃勘定の借方に7,200

⑥保険料のうち、¥12,000は×1年10月1日に向こう1年分を前払いしたものである。

10/1~3/31までの半年分は今期の分。4/1からの翌期の分は前払いになります。12,000÷6/12=6,000
保険料勘定の貸方に6,000と前払保険料勘定の借方にも6,000

⑦借入金のうち、¥30,000は×2年1月1日に借入期間2年、利率年4%で借り入れたもので利息は12月末日と6月末日に各半年分を支払うことになっている。利息の計算は月割計算。

この決算整理は×2年3/31に行っているので、お金を借りて3か月しか経っていないのと、利息もまだ一度も払っていない状態。3か月分の利息(30,000×4%×3/12=300)が未払い。

支払利息の借方に300と未払利息の貸方にも300

⑧82円切手が10枚未使用であることが判明したため、適切な勘定へ切り替える。

切手は通信費で購入していますが、決算時の未使用分は「貯蔵品」という資産で計上します。
通信費の貸方に820と貯蔵品の借方にも820

⑨法人税、住民税及び事業税が¥30,000と計算されたので、仮払法人税等との差額を未払法人税等として計上する。

試算表より、仮払法人税等の勘定が10,000になっているので、30,000との差額が20,000になります。
まず、仮払法人税等の貸方に10,000、未払法人税等の貸方に20,000、そして、法人税、住民税及び事業税の借方に30,000

ここまでで、「修正記入」欄に金額を入れ終わりました。借方と貸方それぞれの合計は一致するはずです。
さて、次は
「試算表」+「修正記入」の差額金額を計算し、「損益計算書」と「貸借対照表」にうつす作業です。
収益・費用の勘定は「損益計算書」に、資産・負債の勘定は「貸借対照表」に書きます。

それが終われば、「損益計算書」の借方の合計金額と貸方の合計金額を計算し、それの差額が費用より収益が多ければ
当期純利益、費用の方が多ければ当期純損失になります。

重要なのはこの当期純利益または当期純損失の金額を貸借対照表の欄にもうつすということ。
そうしないと貸方と借方の合計金額が一致しません。

で、精算表の完成です!!!
これくらいの問題なら30分くらいでやらないといけないそうです。
一から自分でやるとなるとアタフタしそうですが、なんとかなるさ。

ということで今日はこのへんで。

※こちらの記事は簿記に対する私個人の見解と解釈です!

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