北朝鮮訪問(30秒)

韓国留学ばなし

ツアーに参加

韓国に留学していた時の話です。30秒だけ北朝鮮に行ったことがあります。
韓国に旅行に来た外国人向けのオプショナルツアーで、韓国と北朝鮮との境を訪れるというものがあり,
観光で韓国旅行にやってきた友人と一緒に参加しました。

パスポートチェック

韓国と北朝鮮は休戦協定を結んでいるけれど実は今でも戦争中です。たぶんそのせいだと思うのですが、韓国人はそのツアーに参加できないという規則がありました。が、向かうバスの中でパスポートチェックがあり、迷彩柄の軍服を着た軍人さんが一人ずつ確認していく中で斜め前の席の二人のパスポートが韓国のものだったのでした。
あれ?と思って、じっと見つめていると、証明書のようなものを出してきて提示しています。
その二人組は父と子の親子で、ずっと日本語で話しており、どうやら在日韓国人の方だったようです。

国境(まずは遠目から)

北朝鮮に近い韓国側の展望台のような場所に到着し、お金を入れて見ることができる望遠鏡が設置されていたので私も見てみました。
すごく田舎で、そこで生活している北朝鮮の一般人の何人かが歩いていたり、建物から出てきたり、自転車に乗っている人もいました。
遠いのでぼんやりとしか見えませんでした。
ツアーガイドさんが、「お葬式をやっていたこともありましたよ」と言っていました。
日常生活を望遠鏡でのぞくなんて、よく考えたら失礼なのかもしれませんが、屋外なのでよしとしましょう。

望遠鏡
望遠鏡見学

板門店

そして、いよいよもっと近づきます。板門店へ向けて出発です。
軍事境界線をはさむ南北4㎞が非武装地帯(DMZ)と呼ばれるエリアで、さらにその中に軍事境界線をまたいで共同警備区域(JSA)である板門店があります。
韓国映画の「JSA」、日本でも大ヒットしたので見られた方もいると思います。
数年前に韓国・北朝鮮トップ二人が南北首脳会談をして、境界線をまたいでお互いの国を行ったり来たりしていた時のあの水色の建物があるところです。

共同警備区域
JSA

いよいよ北朝鮮訪問

で、例の水色の建物に入ることができ、中には韓国の軍人さんが微動だにせず警備を行っていました。建物内は自由に動いてOK。建物は軍事境界線をまたいで建っているので、半分が北朝鮮ということです。
30秒だけ北朝鮮訪問できました。

JSA
板門店
板門店
板門店の中(半分は韓国、半分は北朝鮮)

近いけど遠い

その水色ハウスの少し向こう側には北朝鮮の兵士の方たちがおり、見張りをしていたり、8人くらいで行進(うそみたいにものすごくそろっていました)しておりました。肉眼で北朝鮮の方を見るのは初めてですが、もちろんアジア顔の普通のお兄さんたちです。ただ、顔つきは険しく、兵士のオーラが出ていました。

不審な動きをすると銃で撃たれるかもしれないなどガイドさんからさんざん言われたので緊張しましたが、無事にツアーは終わりました。

それにしても、土地がつながっててそんなに離れてもいないのに離散家族の方たちが会えないままでいるのはなんていう運命なのかと思います。

国境のところには祖国統一への願いや離散家族へのメッセージがたくさん貼られていて、切なかったです。

国境
国境
メッセージ
離散家族へのメッセージ

私の夢

私の夢は韓国から列車に乗り、北朝鮮を通って、ヨーロッパまで旅行をすること。
このJSAツアーで立ち寄った都羅山(トラサン)駅。将来南北統一されたらここから北朝鮮に行けるそうです。
韓国と北朝鮮をつなぐ列車。駅舎はできているけど、運行はされていないとのことでした。
私の生きているうちにその駅が稼働することを願うばかりです。

では今日はこのへんで。

トラサン駅
都羅山駅

コメント

タイトルとURLをコピーしました